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秋の夜空

空気が澄んできて、夜空の星が一層綺麗に見えるようになってきました。まもなく晩秋の季節になり、秋も刻々と深まっていきます。みなさんはどんな所で季節の変化を感じるんでしょう?

花とか植物とかで秋を感じられる人は素敵です。秋の七草、全部言えますか?
「萩の花 尾花葛花 なでしこが花 をみなへし また藤袴 朝顔が花」(山上憶良)

春の七草と違って、観て楽しむのが秋の七草。悲しいことにまだ私はススキしか観れていません...。
みなさんも時間があったら公園にでも行って、秋の自然をゆったりと観て過ごしましょう。
デザインに関わっている人は特に。

今日の夜空をIXYで頑張って撮ったのですが...やっぱりデジカメでは無理があり載せられません。
夜空って言って初めて白い点が星だと分かるレベルだもの(汗)
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VOICE OF DESIGN

トヨタのサイトにあるVOICE OF DESIGNが面白い。面白いというより、自動車業界も変わりつつあるのかなと考えさせられた。

そこにはトヨタのデザイン部の方達が何名か紹介されているわけですが、マネージャー・外装・エクステリア・モデラーという、デザインの各パート毎を担当している人達が、それぞれが主人公のように紹介されています。しかも仕事以外でのライフスタイルにも触れられているので、単なる社員紹介ではなく、NHKのプロフェッショナルのような、一人の人間としての「大きさ」を感じさせられる。

自動車関連の企業はデザイン業界の中でもとりわけ閉鎖的な業界ですので、企業内部の人間を外にアピールすることはほとんどないので、このVOICE OF DESIGNを見て「おや?」と思った訳です。

こうした取り組みによって、インハウスのデザイナーがメディアに登場する機会も増えていくんでしょうか。でも企業側としては、やっぱり個人名を出す事は避けたいんだろうなぁ。 
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ブロードキャスター [思った事]

ブロードキャスターが終わってしまった。だからと言って特別悲しい気持ちになったり感情移入しているわけではないのですが。
17年続いた長寿番組も視聴率が低迷し、一時期の勢いを取り戻す事無く打ち切りとなり、後継の番組はビートたけしを起用したものになるらしい。

最終回の番組にはありがちですが、「お父さんのためのワイドショー講座」の過去の放送を振り返っていて興味深い内容があった。初期の放送ネタは圧倒的に芸能関係が多かったけれど、1995年辺りを境に政治・経済や事件を取り扱う割合が増えていったということ。ホントにこの10年で色々と世間は変わったんだなと。1995年に一番放送されたのはオウム関連、次に阪神淡路大震災。今もその時の傷跡は完全に癒える事はない。

子供のころ、時々ちょっと夜遅くまで起きていたりすると、大抵私の親はブロードキャスターを見ていた。お父さんのためのワイドショー講座を親と一緒に見ていると、なんだかちょっとばかし自分が大人になったような気分になったりもした。まだ、「恋のカラ騒ぎ」を知らない時のことだった。
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新ブログの立ち上げ

現在、新しいブログを立ち上げ準備中です。
いや、立ち上げと言っても一から自分で作っているという訳ではないですが。

Bloggerにて準備を進めています。
他のブログサービスとは少々勝手が違う模様。このソネットもそうだけど、多くのブログは同じサービスを受けている人同士でのコミュニティ的な要素を持ち合わせていますが、Bloggerはかなりマイノリティな印象。アクセス解析のサービスも無いし(あるのかもしれないけど気づいてないだけかも)。その分自由度は高い感じがするので、色々とカスタマイズしつつ態勢が整い次第、本格的に始めることになるかと思います。

ではこのブログをどうするか?ということですが、継続して行くかはまだ未定です(笑)
ただ継続するにしても、更新頻度が落ちる事は間違いありません。

このブログは、かなり「語る」要素が多く、けれどもそうでは無い内容も多々ありで、全体としてのまとまりが以前にも増して無くなってきていると感じています。
そうした、雑多な内容ながらも続けてきたことを、一端紐解いて整理し直すには時間もかかるし無理がある。一度カテゴリーを分かり易くするために少なくしましたが、読み返す時にはかえって分かりづらくなってしまいました。そうした細かい所からも、現在のやり方での「無理」を感じ始めたのです。

新しいブログは、かなりあっさりしたものになるかと思います。というより、このブログが濃すぎました。
カテゴリーも10以上になり、記事毎の内容の幅も大きくなります。自分にとっては日々の考えを書き残すことや備忘録としての役割であり、読んでくれる人にとっては面白く、時にはアイデアのちょっとした参考になって頂ければと思っています。

このブログを始めてもうすぐで一年が経とうとしていますが、一年経ってようやく「書く事」へのスタートラインに立てたような気がしています。この一年はその為の準備期間であったのかなと。

随分と力を入れ過ぎた準備運動でありました。
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パナソニック・ビューティーへ [思った事]

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「きれいなおねえさんは、好きですか?」というキャッチフレーズを初めて耳にしたのは何年前だろう。
ナショナルのビューティー&ヘルスケア商品群は、これからは「パナソニック・ビューティー」として生まれ変わるそうだ。

今後松下は、全ての商品群をパナソニック名義で販売していくわけだが、これもその為の取り組みの一貫だろう。白物家電などにパナソニックと入っているのを想像するとまだまだ違和感があると感じていたが、松下もその辺は当然承知しているだろう。
女性向けの商品群のように、「商品力+ブランド力」を活かし易いカテゴリーから、徐々にナショナルとしてのイメージをパナソニックへと変えていくのだろうか。

こうしたプロモーションを少しずつ積み上げ、時には大胆に行なっていく事が、ブランド力の形成へと繋がっていくんだと思います。

「きれいなおねえさんは、好きですか?」は年下の男性が年上の憧れの女性へのイメージを表現していたが、パナソニック・ビューティーはそれとは別。結果として、男性目線から女性目線へと大幅に路線変更しています。この辺りからも、結構思い切ったことをしたなと感じさせてくれます。
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without thought vol.9 [イベント]

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西麻布のギャラリー・ル・ペインで開催中の「「without thought vol.9」を見て来ました。

深澤直人氏によるこの企画展も1997年の開催に始まり、今年で9年目を向かえた。
今回のお題は「フラワーベース」。毎回の様に、色々な企業のインハウスデザイナーの作品が展示されている。

実はこの企画展を見に来たのは今年で初めてだ。
気づいたら終わっていた...というのがいつものパターン。後日、メディアや人を通してその年の作品に触れていた。今年はたまたま会期中にAXISへ行く用事があったため、時間を作って見に行く事が出来た。

without thought(考えない)と言っておきながら、見る側にとっては逆に考えさせられてしまう作品も多々あるな...と以前から思っていたが、今年もそうした作品はあった。特にあんまり考えてなさそうな作品にこそ、作者の苦悩がまざまざと刻み込まれているような気がしてならない。これも自分がデザインに携わる身だからこその受け取り方なのだろうか。

何の説明も無くても、それを目の前にした瞬間、「あ〜分かる〜」と共感出来る作品が個人的には好きだ。と言うより、そうした作品に仕上げる事がこの企画展の一つの目標であるとも思う。

デザイナー側の考え方の習慣を壊すだけでなく、見る側の既成概念をひっくり返しつつも、何故かフィットする。そんな効果が作品からもたらされれば一番いいんじゃないのかな。と言ってみたが、「それが簡単に出来ちゃう人は天才だよ〜」と心の中では思っている。

深澤さんは、どんな感じでワークショップを行なっているのだろう。気になる!

一通り見終わったら、JIDAの「デザインプロセス委員会」というのに出席するためAXISへ。
この模様はまた後日。
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「Be Honest!」artek + marimekko [イベント]

用事で表参道方面まで出かけたので、ついでと言ってはなんだがスパイラルガーデンで開催中の
「Be Honest!〜次世代へのタイムレスデザイン」(9/23迄)を見て来た。

フィンランドを代表するインテリアブランドの「artek」と、ファブリックブランドの「marimekko」が、デザインにおけるサスティナビリティーを考え、それぞれのブランド毎にデザイナー・アーティスト・建築家などを起用し、新たな考え・側面を見せるという企画展である。

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アルヴァ・アアルトのデザインによる、artek「Stool 60」は今年で発売から75周年だという。
形は変わらずとも、時代にしっかりと根付いて愛用され続けているその製品は、間違いなくプロダクトデザインとしてのサスティナビリティーの要素を満たしていると言えるだろう。
しかし、単にデザインが優れているというだけでその時間を得てきた訳ではない。作り手の取り組む姿勢、企業としての商品への理解、そしてそれらを受け取るユーザーとの協調...。単なる綺麗事ではない、モノ作りの本質が、そのイスを通して感じることが出来る。
会場では、これを題材にしたデザイナー達のユーモア溢れる作品が展示されていた。

marimekkoに関してはクラシックから新作まで、「タイムレスの実証」といったコンセプトを表現するファブリックが展示されていた。普段はテキスタイルには中々触れ合う事が出来ないので、同じデザインでも表現手法が違う事に色々と考える事も多い。こちらは展示スペースが小さかったのが少し残念かな。

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こんな風に、Stool 60を積み上げるインスタレーションもありました。
どんな風に固定しているのかな...と接合部分を覗いてみると、上の足から下の天板へ細い釘で斜めに打ち付けているだけでビックリしました。予想では、天板の裏から太いネジとかでしっかりと固定してあるのかなと思っていましたが。それでもしっかりとしてますから大丈夫なんですねー。

この企画展は「高いクオリティ」や「世代を超えて愛される」というのをキーワードとしてサスティナブルへとアプローチしているのですが、見る人にはただ単に「良いものを作り続ける事が良い事」として捉えて欲しくないですね。

作品の見えない部分に潜む様々な事情を想像し読み取りながら、サスティナビリティーって何ぞや?と考えてもらいたいです。でもあまりにも深く考え過ぎて昨今のエコ事情にまで入り込むと、色々なギャップに悩んでしまうと思うのでご注意を。

ちなみに僕は、デザインはデザインだけで成り立たないよなーって改めて思いました。
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十五夜と十三夜 [思った事]

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今年の中秋の名月は九月の十四日。もう過ぎてしまったが、今宵も綺麗な月が雲の間から姿を覗かせていた。
たまらずデジカメで写真を撮ろうと思ったら...。運の悪い事にバッテリー切れである。
というわけで、画像はGoogle風の中秋の名月。ウサギの後ろ姿がなんとも可愛らしいですね。

「仲秋の名月」と表記する場合もありますが、旧暦の八月十五日を限定して示す場合は「中秋の名月」が正解です。仲秋だと、秋を三つ(初・仲・晩)に分けた時の真ん中の時期を表すことになってしまいます。(つまり、旧暦だと八月いっぱいの期間を示す事になるのです)

秋は収穫の時期なので、その年の収穫物を月に備える、豊作を祈願するという風習でありますが、十五夜に対して十三夜というのがあるのをご存知だろうか?

十五夜は芋名月とも呼ばれているが、十三夜は栗名月あるいは豆名月とも呼ばれている。(後月見とも言います)お供えする作物の違いによるものですが、芋よりも栗などの方が収穫時期が遅いからこう呼ばれるんでしょう。ちなみに、お月見でお団子をお供えするのは芋の代わりです。
十三夜は今年は十月十一日だそうです。

お月見を風習としてきちんと行なうのであれば、十五夜と十三夜の両方を行なわなければ縁起が悪いとされています。どちらかしか行なわないことは「片見月」と呼ばれ、地域によってはどちらも同じ庭で月を見ないと駄目ともされていたり。このあたりは風習って感じですね。

ちょっと悪知恵の働く人は、これを利用してデートの誘いなんかに使ってみるのも一つの手かもしれませんね。だって、必ず二回は会わないといけなくなるわけですから。
でも、今時それをまともに受ける人なんているわけないか。

小さい時は、近所の公園や原っぱでススキを採ってきて、お団子に飛びついていたり、子供にとってもちょっとした楽しいイベントであったことを思い出しました。
ウサギさん見つけたーなんて言ってたっけかな。

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ソニエリ「Xperia X1」は日本で発売されるか? [プロダクト]

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「世界のケータイ・デザイン」でも紹介されているが、ソニエリのスマートフォン「Xperia X1」は果たして日本で発売されるのだろうか?

Xperia X1は、Windows Mobile搭載でHTC製の端末。
ソニエリお得意の音楽や動画はもちろん、モバイルとwebとを融合したハイクラスのエンターテイメント端末だ。デザインも私的な好みに合い、スライドした時に弧を描く様も綺麗だ。

Xperiaはソニエリ初のサブブランドであり、プレミアム端末という位置づけだ。
単なるビジネス用のスマートフォンとしてではなく、iPhoneのように個人での使用も十分楽しめる端末だと思うので、今後のソニエリのスマートフォン市場の世界戦略の火付け役となるだろうか。

肝心の発売時期についてだが、欧州諸国・アジア太平洋地域の一部・中南米などでは第4四半期、北米・中国・オーストラリア・ロシアなどのその他諸国については未定とされている。

日本でも発売すると具体的に明示されていないのが、やはり気にかかるところである。
アジア太平洋地域の一部...とあるが、そこに日本が含まれるのか否か。

先日KDDIのスマートフォン市場への参入が発表されたが、個人的にその第一弾端末はこのXperia X1であってほしいと願っていた。実際にはHTC製のE30HTとなり、それも面白い端末ではあるが、今までのauとソニエリとの関係から、是非とも最初はソニエリ製品で...という思いがあった。
第4四半期での日本での発売はないだろう。E30HTの発売時期と重なるからだ。今後発売されるとしても、もう少し時期はずれ込むと思われる。

この端末の最初の発表は今年の始めであったのだが、その時は日本での発売は無いと言われていた。
しかし、少しずつではあるが風向きは変わってきているように思える。日本のスマートフォン市場が今よりももっと拡大していけば、Xperia X1の発売もあり得るのでないのだろうか。

それにしても、どのキャリアもスマートフォンに対する扱い方は慎重過ぎるところがある。
今までのスマートフォンはビジネス用の端末としての要素が強いので、どのキャリアも法人客の囲い込みを再重要視している。端末の特性上そうしたやり方は分かるが、iPhoneが登場して新しいビジネスモデルの在り方をまざまざと見せつけられたのだから、もっと魅力的な端末からのアプローチもして欲しいと思うのは僕だけだろうか。
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20th Century Boys [思った事]

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見て来ました。
内容の批評は事前にいくつか目を通していましたが、実際に見てなるほどなと思いました。
オープニングのタイトルを見て初めて気がついたのですが、「本格科学冒険映画」とキチンと直されていたんですね。

一本の映画として編集されていないなと思います。
原作を読んでいない人にとっては、全体の話の流れを把握出来ないでしょう。
カット数が非常に多く、それぞれのシーンがどれも意味ありげに演出されていて、内容が分からないと落ち着いて見る事が出来ないと思います。
大きなスクリーンでそうした展開の運び方はありえません。テレビドラマならそれもありなんですけど。

原作の中でポイントとなるシーンを繋ぎ合わせた、言わばダイジェスト的な内容に仕上がってしまっています。漫画では味わう事が出来ない、臨場感や迫力を体感することに面白みを見いだせる人に取っては十分かもしれませんが、あくまでもこれは映画。申し訳ないですが、一つの作品として鑑賞することが出来なかったです。

キャラクターの登場シーンやセッティングが原作と違う所がいくつかありました。でも今後の展開を考えてみると、そうすることで人物紹介や回想シーンなどの余計なカットを省く事が出来る。過去と現在を振り返りながら、登場人物が増えていくという原作の流れのままだと、映像にした時に耐えきれないのでしょう。
こういうのが演出上の都合なんだなと思いました。

配役はどれもいいところをついていると思うんですが。子供時代の配役なんかかなりいい。
これは、キャスト選出の腕が良かったというよりは、浦沢直樹さんの人間描写力につきるんだと思います。
人としての特徴を巧く表現されていますよね。

とまぁ、珍しく映画批評みたいなことを書いてしまいましたが、次回作への不安が残る一作目でした。
とかいいつつ、次も見てしまうんだろうなぁ...。
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